50/50 (フィフティ・フィフティ)

ハンドレール(手すり)やレッジ(構造物の角)に自転車を乗せ掛けて滑る、グラインドトリックの一種です。

50/50というのはもともとスケートボードの技名で、前後のトラック(車軸部分)でのグラインドを指します。縁石のような低いレッジでの50/50はスケートで最初に挑戦するグラインドとしては非常にポピュラーですし、より難しいハンドレール(手すり)での50/50は一流ライダーのビデオパートでも定番です。

2001年くらいから、アメリカのBMX界を中心に、ダブルペググラインドをこう呼ぶケースが出てきました。確かに、技の形としては同じです。単に響きがカッコいいからダブルペグ→ダブル→50/50となったという流れと、ストリートの先輩であるスケートへのオマージュと、同様のトリックには同じ名前をつけるべきという合理化思想が直接の理由でしょう。同時に便利な面として、当時はペグに頼らないグラインドが色々と実験され始めた時期でもあり、前後車軸のドロップアウトやナットだけでのグラインドも50/50と呼べるということがあります。そうでなければ「ペグ無しダブルペググラインド」なんて冗談みたいな呼び方になってしまいます。

ところがなぜか日本の自転車界では、ディザスターという別の技をこう呼ぶ人もい ます。スケートからの由来を考えれば明らかな通り、これは間違いなんですけどね。ディザスターはスケートでもディザスターです。

同時期にスケートの技名で命名し直されたものに、Revert(リバート)という技もあります。

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