First track…

どうやら世界中に寒気団がやってきて凄いことになっているようですね。もちろんそんな時に札幌が例外であるはずもなく、12月も後半に入った瞬間から気温も下がり、雪がどっさりコンコンと降ってきました。

積もり始めた初日の朝です。根雪になってからは人が歩けばデコボコに固まるので MTB といえども走りづらいのですが、この日だけは平らな地面に直接積もった20cmばかりのパウダー。ファーストトラックを頂いてきました。

「冬でも自転車って乗れるの?」とよく聞かれるのでこの機会に宣言しておきますが、可能です。もちろん滑り易いのは当然なのですが、そこはやっぱりマウンテンバイクですから。ダウンヒルでは滑りながらのコントロールはいつものことですし、クロスカントリー的なトルクを一定に保つペダリングを心がければきちんと漕げるものです。

とはいえ難しいコンディションも時にはあって、代表的なのは気温の高い日。雪質が重くなれば走行抵抗が増えて漕ぐのが大変ですし、自転車の進路を乱す力も大きくなります。また、気温が0度から5度くらいの時、アイスバーンが溶けかけて上に水が乗っているようだと恐ろしく滑りやすくなるので、雪面のちょっとした勾配やデコボコでおかしな方向にすっ飛んでいくことにもなります。また、車から溶けた雪の塊がボコボコと落ちやすいので、路面が荒れやすいのです。逆に気温が低ければ、ツルツルの路面でもそれなりにグリップするものです。走行抵抗は夏道よりも低く、そういう意味では快適でもあります。

スパイクタイアが必要不可欠だという誤解もありますが、一長一短です。ロードヒーティングの入ったタイル歩道などではスパイクは地獄のように滑ります。もちろん、アイスバーンでも圧雪でも安定してグリップを稼いでくれるのは確かなのですが、私はそんなに飛ばさないし、アスファルトやタイルが出ている時こそ遊びたくなってしまうタチなので、年中スリックタイアです。今年はかなりスリックなものを履いて冬を迎えましたが、意外と問題ありません。もう少し汎用性を求めるなら、ダウンヒル系の低反発コンパウンドも良さそうです。

と、ここまで MTB に特化した話をしたところでミもフタもないことを言ってしまいますと、圧雪路の走破性については経験上ママチャリでもそんなに遜色ないんです。平地での低速移動ではそれほど筋力をペダルに伝えられるポジションが差を生まないことと、細いタイアは接地面圧が大きいために意外とグリップすること、更には駆動輪に荷重がかけやすいことが理由でしょうか。正直めちゃめちゃショックです。今日も明日も明後日も、ママチャリに負けじと漕ぎまくるのみです。

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