Toyota Big Air 2010 沢庵

グッバイ2月。

またまた自転車と関係の無い話題ばかりで申し訳ないんですが、トヨタビッグエアを見てきました。スノーボードのストレートジャンプ大会です。

スポーツをやっている身からすれば、「果たして自分はあれを飛べるだろうか?」という視点で見るのが醍醐味だと思うのですが、出場選手みんな凄かったです。細かいことを言っちゃえば、流行の技ということなのか、みんな2回転半や3回転あたりに固まりすぎていてバリエーションに乏しいのは残念ではありますが。その点では、数年前にいきなりストレートフリップが流行った頃が面白かったです。とはいえ、実は会場で生で見るのは初めての経験。充分に堪能しました。

決勝では昨年の覇者、イェロ・エッタラ選手と、バンクーバーで銀メダルを獲ってきたばかりのピートゥ・ピロイネン選手、フィンランド勢同士の戦いになりました。どちらも、ものすごい高さと飛距離と回転精度でした。が、暗くなってからは写真がきれいに撮れず(というより肉眼で見る方に夢中で)、これは予選ラウンドの写真です。

まだ明るい中での予選ラウンドが終わった後で決勝トーナメントが始まるわけですが、この間には生バンドのライブもあり、出店の軽食もあり、トイレ渋滞もあり、というお祭りになります。そんな中、屋内の休憩室でおやつを頬張っていると、いつの間にか同じテーブルの向かい側で金髪のイケメンが定食をつついています。と思いきや、急に宇宙からの指令を受けたがごとく、彼は立ち上がって姿を消してしまいました。

残された地球の人民は彼の食べかけの定食、かじりかけの沢庵、ほとんど手付かずの味噌汁を目の前に、事態の理解と現場の保存に努めていました。しかし、5分経っても、30分経っても、宇宙のミッションは終わらなかったようで、置かれた割り箸がまた持ち上げられることはなかったのです。

そして、いざ決勝ラウンドの幕が切って落とされ、各選手がクレイジーなエアリアルトリックを繰り出す中で、私は電光スクリーンに見入っていました。そこには、さっきたくあんを齧っていたと思しき彼が大写しになっていたのです。イェロ・エッタラ選手、決勝1本目では1080をビタ着したもののピートゥの得点にわずかに届かず。2本目はまさかの1260アテンプトでワイプアウトし、観客を大いに沸かせながらの2位。少し残念かもしれないけど、おめでとう。次回はぜひ、米もたくあんも完食してあげてね。

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