軽車両にご注意!

夕方にラジオが耳に入ってきたのですが、リスナーから局地的な交通情報が寄せられていました。

「日高地方の国道**号線、馬が何頭か走っていました。これから日が暮れると気付きにくいと思いますので、お気を付け下さい。」

素晴らしい。こういう情報こそ、ユーザー発信型の価値あるメディア利用法と言えるでしょう。

…しかし、裸馬が国道を疾走とは、地域性がよく出ていて心暖まる話です。危ないけど。すごく危ないですけど。これが日高(北海道の真ん中から下に突き出ている部分の左側、焼き魚で言えば腹鰭くらい)ではなく、道東やオホーツク(焼き魚で言えばしっぽ側)であれば、警告するまでもなく最近は年中いっつも鹿だらけらしいですが。

道路交通法規上の扱いとしては、馬は自転車や大八車と同じく軽車両だったと記憶しています。道路の左端を通行しなければいけない、シャイで邪魔でかわいい存在です。でも、これがライダーのいない裸馬だったら、どうなんでしょう。無人の自転車やスクーターと同じで、ただ無軌道にアナーキーに疾走する想定外の物体とみなされるのでしょうか。ちょっとかわいそうです。

軽車両だと言われても、車輪の歴史より長く生きてきた種のメンバーとしては不満かもしれません。でも、やっと今年の長く寒い冬が明ける気配が濃厚になってきた中、日高の開けた国道をギャロップするのはきっと愉快なことだったのでしょう。願わくば、彼らが無事に満足して帰れますように。軽車両仲間としての、ささやかな希望です。

  • 記事カテゴリー

  • 月別アーカイブ