アイシングの仕方

最近、脛の切り傷やら膝の古傷やら、アイシングをする機会が結構ありました。ところで、どうやったら最高に冷えるかご存知ですか?

まずは予備知識。怪我をした時、炎症の急性期(最初の1週間くらい)には、いわゆる「RICE処置」をすることが望ましいとされています。これは、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compress(圧迫)、Elevate(挙上)の頭文字をとったものです。

その中でもアイシングは比較的ポピュラーだと思います。整形外科に入院しても、手術後やリハビリの合間には氷嚢を渡されて冷やすことが多いです。

が、一般のアスリートはもちろん、医療現場の看護師さんでさえ、あまり効率的なアイシングを追求している様子が無いので、ここにメモしておきます。自分の経験とアイディアだけで導き出したものなので、合っている保証はありません。ですが参考にはなると思います。では参りましょう。

  1. まずは氷嚢(アイスバッグ)を用意します。スポーツ用品店や薬局で売っていますが、私が最近見たところでは、スポーツ用品店の方が使いやすくて安いものを揃えているケースが多いようです。長い目で見て無駄な出費ではないと思いますが、緊急時や血で汚れそうな時ならビニール袋で代用しても問題ありません。
  2. それでは、氷を入れましょう。基本的に氷はケチらずいっぱい使った方が良いです。最低20分くらいは冷やしておくことが多いので、途中で融け切っては非効率ですし。怪我が多い人は、冷凍庫に製氷トレイを何個か余分に用意しておくのがお勧めです。私は3枚増設してます。
  3. 次に、水を入れます。これは、空気が入っているとそこの部分では冷えが悪いので、隙間を埋めておくためです。水を入れたら軽く氷嚢を揉むなり振るなりして馴染ませておくと後の作業が楽になると思います。と言うのは氷の角が立っているとスペース効率が悪いし氷嚢を傷めやすいからなのですが、さすがに細かい話なのであまり気にしないで下さい。
  4. 氷嚢を絞るように空気を抜きつつ、蓋を閉めます。空気を抜くのは前述の理由のためですが、ここで空気を抜き切った時に氷嚢が氷でミチミチになっていて、更に氷の隙間が水で満ち満ちていて、その水が蓋の真裏に達しているのが理想の状態です。水が多ければこぼしながら蓋を閉めればOKです。
  5. 表が布で内側がゴム引きの氷嚢を使っていて、更に冷えを追求する場合、表面を濡らすと効果てきめんです。布の繊維の隙間にある空気が断熱材の役割を果たしてしまうので、それを埋めてしまうということです。逆に、どうしても皮膚への負担が大きい、というか冷たくて我慢できないという時には、氷嚢をタオルで覆うという手もあります。
  6. 後は、しばらく冷やすだけです。目安は1時間のうち20分ずつなどと言われたりしますが、受傷直後は冷やしすぎなど気にせずとにかく冷やせ、という意見も聞いたことがあります。ドライアイスなどの極端な冷やし方をすると凍傷の危険がありますが、氷と水では通常そこまでのリスクは無いと言えるでしょう。とは言え、まあほどほどに。氷嚢を固定するバンドは通常付属していると思いますが、適当なものがなければタオルで巻いて縛れば大丈夫です。

といったところでしょうか。怪我をしないに越したことはありませんが、さっさと治して復帰するのも実力のうち。Play it cool.

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