2012早春壊れ物図鑑

3月の目標だった技が習得できていません。いくら3月後半からつい一昨日くらいまで雪がゴンゴン吹き荒れていたにしても、これはいけません。理由はいくつかあるんですが、色々壊れていたのが大きいです。

まずは、いきなり大きいものから入りますが、自転車のフレーム。

見事なクラックが育っています。これは、乗り続ければ数時間以内に折れるレベル。どうしましょう。直しましょう。

とても仕事にする技術レベルじゃないんですが、最近趣味で溶接をいじり始めたのでやってみます。もちろん自分のチャリじゃなければ怖くてできない作業です。

バチッ

あ…

えっと、補強入れてごまかすか…

補強のために、ステンレスのワッシャーを入れてみました。ハイブリッド自転車になりました。溶接棒が足りなくなって、折れたドリルの刃を当ててみたりもしました。フレームには穴がひとつ増えて、地球上からはドリルが1本減りました。そりゃ、被覆アーク溶接棒は意味があってああいう構造になっているわけで、横着しちゃいけません。それ以前に、被覆アークでフレーム溶接なんかしちゃいけません。

自慢の溶接機です。友人オッチーに譲ってもらった廃バッテリーと手持ちのブースターケーブルで初期投資をケチりつつ、遮光面だけは立派に自動(アークの光に反応して暗くなり、目を守ってくれる)という優れもの。工作は楽しいし、自分のものなら仕上がりに関わる部分はどうなっても良い経験になりますが、安全確保だけは慎重に。なぜなら、私は結構ドジだからです。

という訳で、ハロウィーン仕様みたいな不気味な状態で乗ってみます。うん、悪くない。数日乗っても異常なし。

しかしやはり見た目があまりにもアレだし、ということで作業し直します。

OKでしょう!ガセットも入れたし、汚い溶接も塗装で隠したし。前回は太さ2mmだった溶棒を少し細く、1.4mmにしたので穴が開きづらくなりました。後から聞いた話ではプラスアースで棒側をマイナスにすると溶け込みが浅くなるという説もあるので、次の機会に試そうかな。

ちなみに最初から製品にこういうガセットを入れていない理由は、こうするとガセットとチューブの接合部に応力が集中して、一気に折れるためです。ではなぜ補修としてはアリかというと、あくまで延命措置だからです。大雑把に言えばこういうガセットが入った新品フレームと同じ寿命を手に入れたわけで、数ヶ月持てば万々歳です。

そしてその数ヶ月の間には新しいプロトタイプに乗り換えます。そちらは、これまでよりもチェーンステイ側で横にしっかり支えてくれるので、シートステイ側にかかる負担がかなり減ります。つまりこういう壊れ方はしづらくなるのです。

ところが安心したのも束の間、今度は手の平が壊れました。自転車乗りなら指の付け根のタコとは長い付き合いになりますが、生きた皮膚の状態から多少収縮して固まるので、引っ張られてクラックができたりしますよね?指の付け根にそれができると何時まで経っても治らないことがあるので、私はそういう時には指の根元に沿ってクラックの両端を広げてやったりします。生きた皮膚に溝を掘るってことなので、痛いんですけどね。グズグズと治らないよりマシです。

グロ耐性の低い方はご注意。

何日間かは腫れるし痛いし、ハンドルを握るともっと痛いし、困りました。しかも、ジーンズも穴だらけで寒いし。

それでも我慢してチャリ練していたところ…

ブルータス、お前もか。

寿命です。オールマウンテン用の160mmトラベルを100mmに縮めて使っていましたが、フォークエンドでレールを滑ったり、色々としちゃっているので仕方ありません。高剛性で良いフォークです。

フォークの代替品については幸いにも、ロックショックスのサポートを取り持ってくれた恩人がまたもや助けてくれそうな運びとなりました。あとは、生身でフェンスに飛び乗ったり飛び越えたりの闇練をしながら、雪融けを待つ今日この頃です。

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