腰痛日誌

突然やってきた秋の雷雨シーズンも落ち着いたというのに、今週はあまり自転車に乗れていません。それというのも腰痛のせい。デスクワークをしすぎたのか、睡眠が足りなかったのか、腹筋をサボっていたのがいけないのか、それでもチャリ練をしたせいなのか、まあ全て当てはまるとは思うのですが、日常生活に微妙に差し支えるくらいの状態でした。数日ちょい経ってだいぶ良くなりましたが。

ここで、知っている人も多いとは思いますが腰痛予防の豆知識。まず腰痛の原因は、運動レベルに対して筋力が足りない、またはバランスが悪いという潜在要因と、直接の引き金として無理な体の使い方をしてしまうことが挙げられます。

前者の筋力については、腰を支える腹筋と背筋のバランスが悪いことが問題だとよく言われます。私の経験から言うと、背筋はスポーツでも日常生活でもそこそこ使うのに対して、腹筋はある程度意識して鍛えないと追いつかず、「腹筋<背筋」という形でバランスが崩れているケースが多いようです。ということは、ジムに通わないナチュラル系アスリートであっても、腹筋運動だけはしとけってことです。「運動レベルに対して」というのは、特に運動しなくても日常生活で腰が痛くなりやすいというケースなら筋力が弱すぎるので少しは鍛えましょう、衝撃が大きかったり負荷が高いスポーツをするなら要求レベルが高いので大いに鍛えましょう、ということです。

そこまでしないと愉快に健康に生きていけないなんて理不尽な、と私だって思わなくはないのですが、これは直立歩行を始めてしまった人間としての宿命。そのおかげで一方では高い知能と文明と自転車を手に入れることができたわけで、そう考えるとこのくらいの代償は支払っても損はしていない気がします。

また、原因の後者である腰痛を引き起こす無理な体の使い方というのは、床に置いたものを拾うのに脚を曲げずに腰をかがめて取り、そのまま持ち上げるというのが典型です。体調に問題がなくて軽いものなら大丈夫なのでついついやってしまいがちですが、そういう前提条件がちょっとでも狂うともう大変、いわゆるギックリ腰の発症はほとんどここからです。背骨の間に一つ一つ挟まっている椎間板に無理な力がかかり、潰れるように損傷してヘルニアとなり、ほとんど完治しません。

これを避けるには、低い位置の物を持ち上げる時、膝と足首をしっかり曲げて、背すじは真っ直ぐに保つ必要があります。デッドリフトのような気持ち悪い姿勢を取るわけです。しかし逆に、体のすみずみまで神経を行き渡らせるようなスポーツへの取り組み方を経験したり、一度でも本気でデッドリフトをしたことがある人なら、腰痛を招くような物の持ち上げ方は怖くて出来なくなるはずです。そう、直立歩行を始めてしまった私たち人間は、アスレティックでなければ生きていけないのです。

ご参考までに、デッドリフトの動画でも。

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約460kgという重さにも関わらず、バーを下ろすところまで丁寧なのが印象的ですね。憧れるなぁ。

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