2013秋NSPツアー (2: ブイブイ乗ってみる)

ここ何年もの間、あまり本州遠征に出ていませんでした。ダウンヒルのジャパンシリーズ戦に出ていた時は毎年何度も行っていましたが、主にストリートばかり乗るようになって、大会というものが無いからという理由が大きいです。とはいえ、自転車メーカーを担う身としてはそれじゃダメ。だからこの数年は、毎年じゃなくても、全国じゃなくても、少しずつでも回ろうと試行錯誤していました。

しかし、そうした営業活動は私を旅に駆り立てる根源的な衝動とは成り得ないのです。なぜなら、私自身が乗り手であるがゆえに物を作っているからです。内なる野生が叫びます。未踏の壁にスキッドマークを刻めと。遙かなる地のコンクリートに皮膚を移植して来いと。

心の声に従って、音に聞くばかりであった群馬県のスケートパークにまずは足を伸ばしました。

安中「デスボウル」。北海道にも一箇所似たようなパークがあります。きれいなお椀型ですが、何かしら間違うと3mとかの高さからコンクリの地面にダイブする羽目になるので、ちょっぴり気をつけなければなりません。ここの特徴は切り欠き部分があるということで、やはりそこで何かしたくなるのが人情というものです。

楽しく飛べてホッとしました。そうすると今度は、角っこで何かしたくなります。

登って引っ掛けて降りてくるだけの、簡単なお仕事です。でも失敗すると意外と怖いんですよ。

ま、何とか無事にセッションを終えました。

そしてまた別の日、今度は東京西部は瑞穂町の屋内ランプに向かいます。

ここも初めてで、やっと来れた…という感じです。もう少し運が良ければ人と一緒に乗れた可能性もあったのですが、私の計画が急すぎて無理でした。直前に八王子のプラネットパークに行っていたのですが、雨で乗れずにモヤモヤした勢いでこっちに突撃です。それにしても八王子は2度行って2度とも雨。参るな。

そんなモヤモヤが吹き飛ぶほど、気持ち良く乗れました。これも、ずっとやってみたいと思っていた壁。地元のスケーターも良い人たちで、楽しいひとときでした。しかしパンクしてしまい、早めのリタイアです。

そうこうするうちに、ついに仲間と乗る機会が訪れました。今度は埼玉、House of Pirates という最近できたパークです。

仲良き事は美しき哉。私の自転車も友達できて嬉しそうです。乗るのに没頭して乗車中の写真はありませんが。

右からアシ、工藤、ケンゴ(敬称略)、みんな上手いです。奥にいるスケーター仲間もみんなイイヤツです。やっぱり、人と一緒に乗ったりメシ食うのは楽しいね。

北上して山形もやはり雨、宮城も雨。それでも仙台ローカルのカイと少しだけ一緒に乗れて、伊織にも会えて、これまた楽しかったです。写真撮れば良かったなぁ。

そして本州最北端、青森へ。写真は雑誌などでもちょくちょく見かける我満トレイルです。

青森行くよ!と我満君に連絡すると、スケートパークで乗ろうよ、とのこと。なんと、ローカルで作って仮オープンしている屋内パークが、事情によりその日を最後に仮クローズするとのこと。だから今夜はセッションですと。一も二もなく大賛成です。これまた熱中して写真ないですが、めちゃくちゃ楽しかったです。ここでも、ローカルシーンの熱さと、それを作り出している人たちに触れられてテンション上がりました。試行錯誤でパークを作ったと言って、ボウルの表面がグラスファイバー張りなんですから。しびれます。

かくして、仲間が多くて盛り上がる時ほど写真がないという反省点はありますが、楽しく乗った旅でした。一緒に乗ってくれたみんな、最高な時間をありがとう。今回ニアミスだった方は、ぜひ次回に!

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