球とソーセージに告ぐ

素直に地元のスポーツチームを応援できなくてイズイです。

個人スポーツでありマイナースポーツであるアクション系自転車をやっている時点で球技はやや自分から遠い存在だし、札幌市にスケートパークを作ろう!って署名を仲間と1万人集めた立場からすれば公費でグラウンドその他の設備をバンバン建ててもらえるメジャースポーツは全て敵です。なんて極論は置いておいて、実は友達と試合を観戦して盛り上がったりしてみたいという憧れはあるんです。でもね、何だか色々気になっちゃうんですよ。応援するにあたっての、とっても些細な障害が。

サッカー。チーム名の付け方がひどいです。「どさんこ」を逆さにして、さらに本場ラテン語圏ちっくな響きにすべく「オーレ」の音で終わるようにしたと。ふむふむ。欧米か。で、そもそも、何で逆さに? 私の感覚では、何かを逆さに置くってことは普通、茶化している、または否定しているという含意を伴うんですがね。きっちり地元に軸足を置いているだけに、初動のハズシ具合が切なくてたまりません。そしていよいよ今季リーグ戦も大詰めですね。応援してます。また通訳で呼んで下さい。

バスケットボール。「レラカムイ」は出色の命名だったと思いますが、運営サイドの財務スキャンダルやリーグ会費滞納などで除名となり、「レバンガ」として再出発。まさかまさかの逆読みがまた来ました。しかも元の言葉が一切地域色も何もなく、スポーツ界でもっとも汎用的な言葉を持ってきたあたり、ネタ切れ感が早朝の冷気のごとく肌に突き刺さります。でもね、地元出身の選手たちも活躍しているし、月並みだけど言わせて下さい。がんばれ。

野球。アメリカ出身札幌在住の友達がいつも「ハムファイターズ」と呼んでいるチームがあるのですが、区切るところというか、ニュアンス的に色々違う気がします(でも彼は気の良い奴だし、何よりちゃんとファンなんです)。彼らこそが実は今回のシットリストの単独首位でして、何故かといえば応援歌が嫌いなんです、私。近所のスーパーマーケットでよく流れているんですが、歌詞がおかしい。他のチームの歌は知らないので、私の個人的主観による絶対評価という一番あてにならない基準ですけど。詳しくは「ファイターズ讃歌」で検索していただければわかるでしょうが、例えば1番の最後のサビ部分。

進めファイターズ 勝利の男
進めファイターズ さわやかに

チームスポーツの球技では必ずチーム名も複数形です。「闘士たち」とかですね。で、このたったひとりの「勝利の男」って誰? 仮にチーム名が「日本ハムウィナー」とかだったらまだ噛み合うけど、そうじゃないんで脈絡なさすぎ。あと、個人的には競技スポーツに「さわやか」を求める人種は地獄に落ちていただいて構わないです。歌詞全体として、勇ましさだけが取り柄の七五調フォーマットに、スポーツ、熱血、友情、努力、勝利、みたいなパラメタ設定をすれば、二昔前の歌詞自動生成ソフトでも作れそうなレベルですよね。これほど露骨にクライアントへの思い入れも入れ込みも、オプティマイゼーションもコミットメントも欠けてて、作詞家って商売が成り立つんですかね。驚き。レコーディングした歌手はめちゃくちゃ上手いと思うけれど。

新庄より後は選手もけっこう好きですし、何より、シャウエッセンが美味しいから好きです。だから、優勝セールにはシャウエッセンの1kg袋とかを出して欲しかったな。安くしてくれって話でさえなくて、まず置いてくれって話。正直あのよくある2個バンドルのちっこいソーセージ袋はガラパゴス的な気持ち悪さしか感じないし、第一もう「森の薫り」では萌えないんです。プロなんだから、分かるでしょ? 優勝おめでとうございます。

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