ゲシる

あまりの暑さに脳味噌も溶け加減になってましたが、少し涼しくなったことですし、簡単な英語のお勉強でもしてみましょう。1語だけの英語講座です。

自転車でジャンプして、バックサイド(着地用の下り斜面)にキレイに届かず後輪が引っかかることを、日本語では「ゲシる」と言います。おおよそ、BMXでもMTBでも共通の用語です。これをやっちゃうとスピードは落ちるし、自転車を壊すこともあるし、体もちょっと痛いし、反動で前転して大クラッシュすることもあるので、避けたいシチュエーションです。

で、これを英語では何と言うか、そういえば考えたことないなという方も多いでしょう。覚えておけば必ず役に立つことがあったり無かったり、いやむしろ無いだろうという、間違いなく試験には出ない単語です。

英語ではこれを「case」という動詞で表現します。「I cased that step-up ’cause I was going too slow.(スピード足りなくて例のステップアップジャンプをゲシっちまった。)」なんて風に使います。

実は私、ごく最近この語源を発見しました。発祥はモトクロス方面らしく、飛距離が足りなかった場合に後輪ではなくエンジンのクランクケースがガツンと着地してしまうというのが由来のようです。まあ、そのままズバリと誰かに教えてもらったわけじゃなくて自分の推理が混じってはいますが、多分間違いないでしょう。

このように、本来は名詞であった単語が特定の意味やニュアンスを伴って動詞として使われるというのは、英語では顕著な現象でもあります。「Google it.(ググれ。)」みたいに、そうした用例が日本語にまで入ってくることも時にはあります。

私は仕事や趣味でしょっちゅう辞書を引くのですが、世間の辞書には何万何十万の単語が載っているくせに、こういう単語ひとつカバーできていなかったりするものです。今日は皆さんの勝ちですよ。

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