2008.02.24
Filed under: Staff Blog
Written by: Kusahara
毒入り餃子騒動で、中国製品バッシングが盛り上がっているようですね。私は正直、アホかと思いながら見ています。
私はそれほどこの事件のニュースをトラックしているわけではないので、誤認があったらゴメンナサイ。でも、ニュースを見たからって真実が分かるわけではないですから、多分問題ないでしょう。ニュースだって、所詮は番組なのです。盛り上げて、焚き付けて、引き付けるのがお仕事ですから。
また、事件の真相についてもここではあんまり触れません。中国国内にも日本の反中感情を煽ることで益を得ようとする勢力があるとも聞きますし、政治がらみ、経済がらみどちらの動機も有り得るでしょうが、その辺は私も詳しくありません。ただ分かるのは、日本のニュースが取り上げていることは数ある可能性のうちのごく一部に過ぎないということです。
この件で一番不思議なのは、なぜマスコミと消費者の関心(バッシング)が一直線に中国の天洋食品に向かってしまったのかということです。この工場がJTフーズの下請けとして仕事をしたなら、その製品に対して日本の消費者への責任を負うのは、JTフーズになるのが当たり前です。例えば自動車メーカーが不良品を作ったとして、その部品を作った下請けの町工場がニュースに取り上げられることは考えにくいように。実際には、その工場に対してメーカーは相当のペナルティを課すでしょうが、それはあくまでもメーカーの内輪話です。最初から中国の下請け工場が主役になるということは、元のたばこ・塩専売公社であるJTの関連企業ならではの力があるのでしょう。
消費者にも問題があります。食品に限らず、製品の品質や安全性なんて、お金を払った分しか保証されないものです。これが、市場原理です。安いものにも、高いものにも、理由があるということです。それを無視して、普段は値札しか見ないのにこうしたスキャンダルになるとマスコミの尻馬に乗って騙されただの裏切られただのと騒ぐ人は、良い買い物なんてできません。その意味では、はるかに高級志向である船場吉兆の事件の方が重大だったと思うのです。
とはいえ、実際に多くの健康被害が出ているというのは大変なこと。まずは被害者の早い回復をお祈りします。
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2008.02.18
Filed under: Staff Blog
Written by: Kusahara
どうやら、次世代DVDの規格はブルーレイに一本化されそうですね。うちのような小規模プロダクションを含めて、映像に携わるほとんどの人が気にしていた規格闘争は東芝の電撃撤退によって落ち着きそうな気配です。
話が専門的過ぎるので、まずは予備知識。
映像の記録方式として、かつてはビデオテープが主流でした。VHSとか、ベータとかです。そして、ここ数年は、DVDがその座を奪うことになりました。直径12cm、見た目は音楽CDと変わらない円盤にテレビや映画の映像を記録する方式です。その中間には、レコード大の円盤を使うLDなんてものもありましたが、結果的には過渡期の一発屋で終わったので省きます。
ここまでは、従来のテレビの画質をどう記録するかという話でした。ところが、テレビ番組の一部がこれまでの標準画質(SD=Standard Definition)からハイビジョン(HD=High Definition=高解像度)へと画質を上げてきたために、それを記録する媒体、つまり、より高密度なデータを詰め込める方式が必要になったのです。
並行して、映画産業にも新たな商機が生まれます。家庭で名作を楽しめるように、VHSビデオが売れました。DVDになって画質が向上し、これも売れました。そして、HD品質の次世代DVDで名作を再販できれば、柳の下に3匹目のドジョウがいることになります。ちなみに、映画の元映像はフィルムで撮っているため、DVDや次世代DVDのデジタルフォーマットに変換する際に、そのフォーマット(データを詰め込む方式)が高密度であるほど、元映像に忠実な、映画館で見るような映像を再現できることになります。
かくして、映画配給会社と家電メーカーを中心として、次世代DVDフィーバーが巻き起こりました。そして、VHSとベータ、あるいはDVD-RとDVD+RとDVD-RAMの対決と同じように、真っ向から対立する規格競争が始まったのです。それが、HD-DVDとBlu-Rayです。
HD-DVDのメリットを一言でまとめると、後方互換性ということになります。具体的には、従来のDVDと似た構造のディスクを使うため、ディスクの製造ラインがある程度は流用でき、製造コストを抑えられるということです。一方、Blu-Rayのメリットは、ディスク容量です。高画質の映像を詰め込むには従来のDVDより高密度、高容量とすることが最大のポイントと言えます。その点、従来のDVDの5倍以上、HD-DVDの2倍近い容量を持つBlu-Rayの方が将来性があると考えられるでしょう。ここでは、前方互換性がより重視されているとも言えます。
当初、この規格争いはどちらが勝ってもおかしくないように見えました。しかし、この1年ほどはBD(Blu-Ray Disc)主導に傾いており、予想された最悪のシナリオに比べれば、非常に早い幕引きだったと言えます(VHSとベータの争いに比べれば、はるかにダメージが少なかったと言えるでしょう)。そして、その結果が前方互換性に軸足を置いた正常な判断だったと考えられる以上、東芝の決断は混乱の回避と消費者の保護を優先した英断だったとも思えるのです。
勝者に栄光を。そして敗者に祝福を。
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2008.02.05
Filed under: Injuries & Health
Written by: Kusahara
嬉しいことがありました。
今日、左右の脚の太さを測ったところ大体同じ、やや右のほうが太いようでした。実はこれは私には、大変な進歩です。
人間の体は、意外と左右差があるもの。顔のパーツにしても、骨格にしても、筋力にしても。私の場合はずーっと昔から、左脚の方が右脚より強いという癖がありました(ちなみに、長さも左の方が長いです)。さらに右脚の膝を2年前に手術したものですから、筋力差は広がったまま、なかなか縮められずにいたのです。その解消を目指して最近少し鍛えていました。
測定時は、自転車に乗った後で右脚だけ少しトレーニングして、筋肉がパンプした(張った)状態だったので、平常時よりは大げさな数字になるはずですが、それにしてもこれは初めてのことです。
自転車でアクションをするときには、基本的に両方のペダルを同じ高さ(水平)にします。その時に、左右脚の筋力差が大きいときちんと踏ん張ったり、バランスを取ったり、着地の衝撃に耐えたり、という動きがしづらくなります。どちらかの脚に頼れば、そっちのペダルが下がってしまうのです。ちなみに、このバランスを極めてみたければ、自転車を逆さにして、水平にしたペダルの上に立ってみて下さい。何にもつかまらないでバランスを取るのは相当難しいです。派手に転ぶ可能性も高いので、挑戦するならお気をつけて。
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