3D疲れ…と、工業技術的な再発見

2009.07.30 Filed under: Staff Blog Written by: Kusahara

最近、狂ったように撮影機材の改良に取り組んでいます。といっても、機材をたくさん改良している訳ではなく、新しいものをひとつ作ろうとしているだけです。そして例によって、時間がかかります。でも、うまくいけば明らかに映像に違いが出るものなので、楽しみにお待ち下さい。もちろん、詳細はまだ秘密です。

そんな機材を設計するために、改めて使用中のビデオカメラをじっくりと研究することになりました。形や重量バランスなども測定します。そして、本当はここまでやる必要はないと思っていた…というかそう希望していたのですが、結局は3Dモデリングをする羽目になりました。慣れていないので時間がかかります。

20090729_fx1-3d.jpg

これです。と言って、機種が分かったら凄いです。なにせツルシとは多少違う状態で計測した形なもので。機材と干渉しないことが最優先なので、多少太ってもいます。くびれをきちんと描く余裕がないんです。なんて可哀相なカメラさん。

よその誰かが作ったものをもう一度図面に起こすというのは本質的に無駄な作業ですし、疲れます。ところが、やっぱりこれだけの技術を結集した工業製品になると、その過程でうならされることもあって面白いんです。例えばこのカメラは上部にハンドルがあってその前端に開閉式の液晶画面があるのですが、これが閉じた状態だと、ハンドルや三脚固定穴に対してカメラの重心が3-4mmほど右に偏っています。ところが、ハンドルを持って撮影する時に活躍しそうなこの液晶画面、これを開くとズレはほぼゼロになり、バランスが良いのです。三脚にしっかり固定して後端のファインダから覗く時には重心のズレはあまり問題になりませんから、うまいこと考えたものだと思いました。

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2年ぶりの川祭り

2009.07.29 Filed under: Staff Blog Written by: Kusahara

先週末は、札幌の豊平川でリバーフェスティバルが開かれていました。そして毎年、BMX やインラインスケートのイベントが川祭りの一環として開催されています。

2年前にもちょっこりと遊びに行ったのですが、今回は更に愉快に人が集まる感じだったので、ガッツリ参加してきました。…といっても、明らかに雨で流れそうだったので心の準備はゼロだったのですが。そんな中で人を動かし、機材を運んで準備をしてくれた人たちに感謝です。特にサイバー。

朝方に雨がやみ、その後も思い出したようにまた降りだすという天気の中で、写真など何も撮っていません。すみません。Andyさんのブログに良い写真がいっぱいあるようなので、気が向いたらぜひ。プロスノーボーダーでチャリも Sk8 もめちゃくちゃ上手い彼ですが、いい人です。自分が勝ち得たものに対してカケラほども謙遜しないような刺激的に尖った人だけど、真剣にやっている人に対しては驚くほど優しいところもあります。しかもカレー好き。素敵です。

そんなわけで、私はバニーホップ大会とミニランプセッションに出てきました。バニーホップは勝てたけど、後から写真を見たらまだまだ下手だなーと思いました。昔から気になっていたクセも直っていません。練習しなきゃ。しかも、途中からはパンクに気付いて空気を入れながらだったので、たいそう疲れました。でも一応誰も待たせずに、あまりパンクに気付かれもせずに済んだので良かったです。もちろん、それだけ他の参加者がいて順番待ちがあったということです。素晴らしい。そして後でパッチをくれたワッシー、ありがとう!

そうそう、帰り際には忘れずにこのイベント恒例の仮設橋を渡ってから帰りました。自衛隊の方たちが設営してくれるのですが、私は幅が何十メートルもある川に橋を架けられる人なんて他に見たことがありません。全く温室育ちもいいとこです。

…そして、靴がまだ乾いていません。まあ、雨の中でもぶっ通しで7時間くらい乗ったので仕方ないですね。でも逆に、水分を4Lくらい摂ったのに、帰宅時には脱水症状ぎみでした。雨水を肌から吸収できるくらい高性能になりたいです。

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蝦夷梅雨の晴れ間に

2009.07.16 Filed under: Staff Blog Written by: Kusahara

気象学上、北海道には梅雨がないことになっています。それでも6月から7月にかけてグズグズとした天気が続くことは多く、蝦夷梅雨なんて呼び方もあります(この言葉、今年になってから知りました。恥ずかしい…)。

本州でも梅雨明けだというのに朝から降ったり止んだりの今日、新しい友達ができました。

l’escargot

こいつです。

元々はただの野良カタツムリですが、程好いお湿りに気を良くして歩道を横切ろうという無茶な冒険を試みていたので、説得してやめさせました。多少強引な手段になってしまったため、しばらくは萎縮して自分の殻に閉じこもっていましたが、やっと明るさを取り戻したところで記念撮影です。

実はかなり久々に自分で良い!楽しい!と思える写真を撮れて、嬉しい出会いでした。カラーノイズは多少多いものの色補正をしなくてもこのバランスだし、後ピンなのは気になるけどそこそこのボケ味も出ているし、かなり至近距離なのにちゃんと撮れているし。やりますね、Infobar 2。そう、携帯電話のカメラなんですよ。

それにしてもこのお友達、かなりのんびり屋さんなんですよね。人種が違うか、生まれ育った環境が全く違うとしか思えないです。私も食べるのなんかは遅いですが、それでもこの子よりは多少は早い自信が生まれてきちゃうくらいです。でも、そんな周囲の心配をよそに自分のペースを貫き通してしまいそうな雰囲気です。

まぁ、唯一心配なのは、この友達が立ち直るのを5分間ばかり見守っていた私を、通りかかった人はどう思っただろうかということくらいですね。

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モツ鍋紀行

2009.07.14 Filed under: Staff Blog Written by: Kusahara

自転車の仕事での集まりがあり、先日ススキノまで出掛けてきました。モツ鍋などをつつきながら色々と作戦会議をするためです。

雑居ビル2階の廊下に自転車を置かせてもらえたので、こんな風景になりました。

bikes in the hallway

なんだか鍵だらけ。防犯は大事です。自転車もトラックバイクあり、MTB あり、クロスバイクありの雑居ぶりです。この後、他のメンバーも来て BMX が加わりました。

仲良きことは美しき哉。なんだか本当に、この駐輪模様と同じように個性豊かでそれでいて馬が合うメンツなのでした。そして石鍋亭、おいしゅうございました。

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ISO、お前もか

2009.07.09 Filed under: Staff Blog Written by: Kusahara

先日 JIS (日本工業規格)について嘆いたりもしたのですが、それでは今回は国際規格である ISO (アイエスオー、イソ、アイソ、まあどう読んでも構わないでしょうか)でしょんぼりした話です。

ISO といえば、9000や14000シリーズの認証取得が流行っていますよね。あれはあれで、非関税障壁だとか利権だとか労働倫理がまともに存在する日本には不要だとか色々な批判もあるようですが、ここでは置いておきます。

私が体験したのは、ISO の工業規格で、自転車部品について調べものをしたときの話です。お題は、リアハブ。そう、駆動輪の中心で、人と車輪の狭間で回り続ける頑張り屋さんです。シングルスピード、ロードレーサー、MTBではそれぞれエンド幅(オーバーロックナット寸法)が110mm、126mm、135mmという風に違います(例外も色々とありますが)。ロードやMTBでは、変速段数も5とか6から10くらいまで、色々とあります。

ところが、ISO で規格化されているのは幅が126mmの6段変速まで。ボスフリーと呼ばれる、古代に栄えたロードハブ規格です。それ以降の多段化や MTB でのエンド幅拡張は、メーカー独自規格ということになっているんです。公式に。

悔しいのは、こんなしょぼい結論を得るために44スイスフランも払ったこと。規格文書は有料で、再配布や不必要なコピーまでが禁止されています。また、日本支部のサイトからも円建てで購入できるようですが、本国では英仏の2言語があるのに対し、なんの断り書きもなく英語版のみです。日本にフランス語人口が少ないことくらいは知っていますが、本来どんな選択肢があるのかは表記してほしいところです。そもそも日本語版がないのだから、支部の存在意義すら疑わしいものです。

そんなわけでがっかりしていたところ、以前ブーブー文句をつけていた JIS のサイトがきちんと見られるようになっているのに気付きました。そして自転車関連規格を漁ってみると、保存や印刷はできない設定であるものの、色々と役立つ情報が閲覧できました。素晴らしい。というわけで、今日は JIS の勝ちです。

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