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靭帯の手術的治療 その3 – 膝靭帯の自家移植

ACL の再建手術で特徴的なのは、切れた靭帯は通常もう使えず、代わりの部品が必要になることです。その部品としてよく使われるのが、半腱様筋(はんけんようきん)という膝を曲げる腱の一部です。私、草原の場合、ACLとPCLの2本を再建するため、左右の半腱様筋を取って使いました。PCLは太いので、何かもう1本取って束ねたそうです。悪くない左足も切って部品を外したことをよく心配して頂くのですが、驚くほど平気です。手術翌日から、車椅子の乗り降りでの片足立ちも痛くありませんでした。自転車と同じで、なくても平気な部品て意外とあるのですね。