27日水曜日、無事に手術が終わりました。今回は大きな靭帯再建などは無いのですが、検査と微調整的な内容です。その分欲張ってしまい、右膝と左右足首の3ヶ所を同時にやってもらいました。
右膝は、前十字 (ACL) と後十字 (PCL) の2本の靭帯を2006年に再建していますが、緩いし時々痛むので、内視鏡でチェックです。結果、これまでの触診やMRIでの診断通り、AもPも緩いけれど特にPが顕著でした。半月板も特に外側が摩滅していて、そうした複合損傷なので靭帯の再再建でスッキリ治る可能性は薄いようです。ただ、軟骨表面も傷んでいたのですが、ドリリングと言って骨髄に達する小さな穴を10個ほど開けたことにより、軟骨表面の自己修復を期待することになりました。2週間は体重を掛けられず、3週間経たないと歩けませんが、どうなるか楽しみです。
右足首は2008年の距骨骨折から可動域が狭くて困っていましたが、骨棘を削ってもらいました。距骨の手術時にも同じことをしたのですが、それからも育っていたのか、3次元のCT画像で見ると距骨にコブがありました。ただやはり、距骨は難しい部位で、骨折がきちんと治って本当に良かったということは今回のドクターも同意見でした。
左足首は、関節ネズミと言われる剥離した軟骨か何かの遊離体の除去です。手術直前のレントゲンではそれまでと全然違う位置に移動していたり、なかなか愉快な奴です。術後にホルマリン漬けになって私のもとに帰ってきましたが、豆電球くらいというか、綿棒の頭を2つ並べたくらいというか、ずいぶん立派で驚きました。
まだ体にチューブが色々と付いていて不便ですが、明日までには全部取れるそうです。外を見遣れば雪は止み、屋根屋根にはたっぷり降った初雪が輝いています。良いリハビリ日和になることでしょう。