肘が痛いから自転車はちょいとお休みね、なんて言ってたそばから思わず乗りに行ってしまいました。
今週末はデスクワークかぁ、天気いいのになー、とポヤポヤ過ごしていた土曜日の午後、Wheelies のカクちゃんから着信。「こないだ話に出た例の Solid のライダーが今札幌に来てるから、これから乗りに行くよ。一緒にどう?」なんて言われたものだから、「そっそれじゃ是非」というわけで、嬉々として出かけました。
アメリカの自社生産系ハードコアBMXブランドのひとつに、Solid Bikes があります。で、そこからシグネチャーフレームも出しているストリートライダー、Zac Costa が現在北海道にいるんです。生物学で博士課程に向けて頑張っているそうで、北海道大学の教授について道北・天塩での現地調査に精を出しているらしいです。6月に札幌にふらりと現れたらしく、8月半ばまでの滞在だとか。とはいえ普段は道北の大自然の中でオタマジャクシとたわむれているらしく、札幌に出てくるチャンスはなかなか無いので、貴重な邂逅でした。
ちなみに、こんなライダーです。
こんなレベルの人がオラが街のセクションに触ってくれるなんて、めちゃめちゃご利益がありそうです。というわけで、まず触ってみるの図。
ただ、この場所は最近手すりを付け替えたらしく、すごい不思議レールになっていました。それより何より、彼はもともとあんまり良くない膝をぶつけてこの時点で腫れて痛かったらしく、ここでは大技には挑戦せず。
で、ここからは私も一緒に乗るのが楽しくて写真など全然ないのですが、とっぷりと暗くなるまで一緒に乗りました。「今日はあまり攻められないけど、スポットをチェックがてら流してみたい」と言うので、遊べそうなところを数ヶ所まわってみます。好みのセクションにも巡り会えたらしく、本人としてはかなり余裕を持たせたライディングだと思いますが、かっこいいことしてました。
実は、事前に「グラインドの鬼」みたいに聞いていたので、勢い系で荒っぽいのかなーと勝手に想像していました。ところが間近で見ていると、このレベルでは当たり前ではあるんですが、非常に繊細なコントロールができています。こういう人と一緒に乗るのは楽しいし、良いインスピレーションも湧くもので、私もユウヤもちょっと新しいことに挑戦してみたりして、最高の時間でした。
この翌日は某コンクリパークに行くってことで、私は仕事がたまっていて同行できなかったんですが、楽しめたのかな? お盆あたりにまた札幌に滞在予定らしいので、もっと一緒に乗れるのを楽しみにしています。そしてカクちゃん、今回のお誘いありがとう!