去る4月19日に、東京のMTB集団である Tubagra 主催のストリート大会「Bunny Hop Camp 2」が神戸にて行われまして、私も出場してきました。みなとのもり公園というスケートパークにて、MTB も BMX も Fixie も、ごちゃまぜでストリートライディングして順位を付けてみるという面白いフォーマットです。
フェリーに揺られること1日弱、福井県の敦賀港に上陸し、そこから陸路でブイブイと琵琶湖畔をひた走り、神戸へと向かいます。大会と、せっかくなので営業活動も絡めて、行き帰りはフェリー、内地では車であちこち回るというロードトリップは、けっこう久しぶりです。
さて、肝心の大会ですが、例によって画像映像ありません。すみません。私は、大会となるとそれなりに緊張もするし、例えばどのくらいの満腹/空腹度で本番を迎えると良いだろうかとか、何かと気になるタチです。なので、今回のようなソロツアーできちんと記録まで残す余裕がありませんでした。ま、その辺りは主催者である Tubagra のサイトで色々とカバーしてくれているので、ぜひ見てみて下さい。
大会の内容としては、まずレベル別に3つのクラスがあります。私が出たのはハイクラスで、他にノービス(ビギナー)とミドル(中間)があるわけです。ノービスとミドルは人数が少なかったこともあって決勝のみが行われ、そこでは5-6人ほどのライダーが、それぞれの持ち時間1分ほどの間に飛んだり跳ねたり技をやったりしつつパーク内を乗り回し、交代して全員が乗ったら2巡目、3巡目までやります。その間、数人のジャッジが手元のスコアシートに数値化したスコアを記入していきます。ハイクラスは人数が多かったため、5-6人ずつの3グループに分けて、同じことをしました。これが予選で、その上位8人で決勝を行います。こちらもフォーマットは同じですが、2巡目までとなりました。その後、採点結果を集計し、豪華賞品の当たる表彰式です。
結果だけお伝えしますが、私、2位になりました! 嬉しいです。もちろん1位になれなかったことは悔しいし残念ですが、「コイツには勝てないだろう」と思う相手が軽く10人くらいはいたので、まず意外というのが第一の感想でした。色々と細かい失敗も多かったのでなおさらです。それでも、シーンの現状と未来に対する自分なりのメッセージを込めたライディングはできたし、それを評価してもらえて、これほど嬉しいことはありません。
他に面白かった点としては、乗っている自転車の種類が本当に大して問題ではなかったということです。大会リザルトでも、合間のバニーホップ大会で飛んだ高さを見ても、またライダーのノリや雰囲気という面でも、結局はライダー自身の技術や人となり、それに想像力こそがポジティブな意味での違いを生み出す原動力であり、それ以外は全く副次的であると言えます。
みんなでチャリに乗って、競い合って、おしゃべりして、とても良い時間でした。行ってよかったです。主催のサモさん、現地準備担当のセイマ君、参加しようか悩む人に向けて素晴らしい檄文を書いたアシ君、そして一緒に乗ったみんな、本当にありがとう。