雑多なブログ記事

野生の目覚め

いつもより長めの2月、それなりに良いことありました。

昨シーズンまたスキーが楽しくなってきて、シーズン終わりに今風のロッカー板を買ってしまうくらいのウキウキ加減だったのですが、迎えた今シーズンは数十年に一度レベルの雪不足。それでも2月に入ってから降雪はそれなりにあり、まあまあ雪が良さそうな時を狙って友達と初滑りしてきました。新雪に突っ込んだら隠れたコブに飛ばされまくってウヒャーとなったり、直滑降競争してみたり、かなり満喫しました。

そして何より今月は、久々にスケートパークにチャリ乗りに行きました。昨年ダートでいっぱい一緒に乗った若手のホープS田くんに誘ってもらい、北区のホットボウルへ。2014年8月に足首を潰して、長い長い不調への入り口となってしまった場所です。5年半を経てのパーク復帰でした。

これがまあ楽しくて。S田くんはパーク初めてなのに楽しく攻めてるしどんどん上手くなっていくし、私も楽しく調子よく乗れて、怪我したセクションで一応のリベンジも果たせて、最高のセッションでした。ダウンヒルだってダートジャンプだって、何ならツーリングだってポタリングだってクロスカントリーだって楽しいのは知っていますが、やはり自分が何よりも好きなのはストリートやパークなのだと改めて実感したのです。

数日後、そんな私の冷めやらぬ熱に応えて、ストリートが囁きます。「じゃあこんなのもお好きでしょ?」と。

好きです、こういうの。車で移動中だったのでチャリ無いですが、いつの日かに備えて味見をしておかなくては。

とりあえず、生身で飛んでレールに靴で飛び乗ってみたりしました。うん、良い感じ。傾斜は緩いのでそれほどの殺人レールというわけではないですが、乗った瞬間にキュッと止まるのかツルッと滑るのか、路面状況がコレなんで毎回完全にバクチです。燃えちゃうね。

ハンドレールに乗ってバランスを崩せばレールを掴みながら逃げることもあるわけですが、一回掴みそこねて小指を突き指しました。薬指と小指の間にレールが来ちゃって、強制ピースサインさせられた感じです。怪我は大事に治す派ですが、これなら病院すら行かなくていいじゃん。安い年貢だなぁ。雪で冷やしながら更に何度かトライし、その後は家でもアイシングしてたので、応急処置はバッチリです。

翌日に別件で整形ではないお医者さんに会った時、固定方法を褒められちゃいました。「なかなかの『良肢位』で固定できているね」と。「整形は詳しくないけど」と謙遜されていましたが、日本の医師法上は免許があるということは何科でもできる知識があるわけで、プロのお墨付きいただきました。わざわざ「良肢位」とメモ用紙に書いて教えてくれて、私の日本語力まで向上しました。

しばらく、こういう上向きのベクトルを忘れていたような気がします。

アスリートは体が資本とはよく言われますが、本当に大事なのは心です。英語で言うと「drive」の一言で済んで簡単なのですが、日本語で言えば「自分を駆り立てるもの」。上流の回路にどれほどのキャパシティがあろうと下流にどれほどの機能が実装されていようと、スイッチが入らなければそこに電流は流れません。それをちょっと再発見できたこの2月を、私はきっと忘れないでしょう。