雑多なブログ記事

5月はお直し月間

いよいよ自転車シーズンということで、北海道のトレイル関係者は今ちょうど冬に傷んだコースの補修や造成に大わらわです。そこに参加するつもりだったのですが、まずは自分の体を補修する方が先になりました。春の怪我レポートのお時間です。

この4月、妙に大きめの怪我が続きました。

第一弾は4月5日、スケボーでなんてことない転倒をした際に、たまたま履いていた安全靴の中で足がシャカシャカとシェイクされてしまったらしく、母趾粉砕骨折。

第二弾は4月17日、夜中に家の階段を転がり落ちて左手母指示指を鬼のように突き指。そこそこ面倒な怪我だけど、1階分の落差に対してこれで済んで、ラッキーと言えばラッキー。

そして翌週24日、上記2つの怪我を物ともせずにサラッとダートジャンプ飛べたら自信つくかなー、みたいな変な欲求にほだされた挙げ句ジャンプ失敗して鎖骨骨折。アホですね。そこからの病院とか帰宅とか、ダートトレイル仲間みんなで助けてくれてありがとう。

鎖骨を折るのは確か3度目ですが、手術は初めてです。上の画像の通り破断面が離れているのと、別角度から見るとズレも大きいため手術適応ということになりました。保存療法の鎖骨バンド生活もまあまあダルくて飽きが来ていたので、願ったり叶ったりです。

 

外出も何もできないコロナ下ゴールデンウィークの正しい過ごし方:入院。丁度良い日程に手術をねじ込んでいただいてとても助かりました。

ここからかれこれ1週間。身体がめちゃくちゃ楽になりました。もちろん手術箇所の腫れや違和感はまだてんこ盛りですが、骨が収まるべきところに収まっているというあずましさがあります。何せ手術前までは咳もくしゃみも、大きく息を吸うことさえも苦痛だったので。

苦痛といえば、今回の入院ではなぜかやたらとお腹が空いて仕方なく、大変ひもじい思いをしました。怪我の回復にエネルギーが余分に必要だったからでしょうか。ご飯は普通の1.5倍くらいの大盛りでお願いして、合間にサプリやらおやつやらを貪っていたのですが、それでもご飯時になると飢えた野犬の如くヨダレを垂らしながらガルルガルルと給食ワゴンを待ちます。

ある日の夕食。おかずは大盛りにしてくれないので、持ち込んだふりかけや生卵がこのあと活躍します。おかず不足については看護師さん、栄養課、さらには院長先生までが話を聞いてくれて、とりあえずオマケが付くようになりました。ヨーグルトとか豆乳とか、この時は奥に見える紙パックの豆スープ的なやつです。高タンパク高カロリーが売りで、鶏出汁とか味噌とか微妙な風味付き…ってことは、固形食が食えなくなった老人向けサバイバルフードなのでしょう。

朝食はパン希望可。病院の隣がボストンベイクですが、御用達は小樽製パン。時々、ものすごく美味いのが出てきます。このちょっと重めの生地にクルミか何か入ってるやつが今季最高得点。

運良く、景色の良い病室に入りました。山の雪が減ったりたまに増えたりするのを眺めるのが醍醐味です。

あと気になるのが、この建物。しばらく見ていると…

各フロアが一つの顔に見えてきませんか? 右向いてる子、左向いてる子、たまに寄り目の子、そしてつぶらな瞳の最上階。世界最大のトーテムポールがここにありました。

祝日ばかりでリハビリ無いし見舞いはコロナ対策で禁止だしで、暇つぶしの妄想がたいへん捗ります。まあ今月はこんな感じで焦らずボチボチ過ごしていきましょう。